こんにちはー!
ぱぴおです。
前回更新が昨年7月だったので、しばらくぶりの更新になってしまいました…。
自分の中で一橋MBAの受験がひと息するまでは更新しないという変なプライドがあった気がします。
おかげでPHPのバージョンアップとかプラグインの更新とかこのサイトを守るためにまずは頑張る羽目に。笑
さて、タイトルの通り一橋MBAの受験を今年度チャレンジしましたが見事落ちてしまいました!
それもなんと2回!!さらに2回とも一次選考である小論文は合格した上で面接で落ちてしまうという結果です。採用を仕事でやっている身からすると
という結果となってしまったんですよね…。笑
この記事では社会人がMBA受験のためにどんな過程で勉強してきたのか、また受験の内容を含めて振り返りをするために書いていますので、MBA受験を考えている方にとって少しでも参考になればと。
そう言われても落ちている人間の体験談なんか参考になるかー!!
という鋭いツッコミ、ありがとうございます。
はい、おっしゃる通りです。
ただ今回のMBA受験の経験を通して得たものも多くあります。なので、受験にチャレンジすること自体に価値があることをこの記事では伝わればいいなと思っています。
とは言っても、半分は自分の中の振り返りの意味合いなのでその点はご理解ください。
何を使って勉強していたか
利用させてもらったのは河合塾KALSさんをオンラインで利用していたのと、必要に応じて書籍を購入して勉強していました。
動画教材でいつでも観れるようになっていたので、1.5倍速で観ながらまずはひと通り基礎知識や小論文特有の書き方等を学んでいきました。
経営組織、マーケティングなど網羅的にまとまっていて、小論文の練習問題も全て解きましたが、やはり組織系の問題は自分にとっても身近で筆の乗り方が全然違ったように感じます。
色々な問題を解いていくうちに下のような自分の弱点がわかってきたので、それを解消できるように振り返りをしていました。
○弱点
・主題と根拠をつかみきれていない、間違える
・推論すべきところを、文章に書いてあることだけに言及している(オリジナリティがない)
・逆にオリジナリティを入れようとして関係のないトピックを入れてしまう
書籍は今回の受験を一橋MBAに絞っていたので一橋戦略MBAケースブックシリーズを全て読んでいました。結構これは読んでいて楽しかったですね。
実際に起きている事例やデータから市場を読み解き今後の考察をしていく。これが複数事例まとまっていたので、興味のある事例の時は特に楽しみながら読んでいました。今思えばこのシリーズの書き方そのものが研究論文のような形式だったので、シリーズを読んでいくことで特有の文章に慣れていったということもあるかもしれません。
一橋MBAの小論文で問われていることは何か?
結論、論理的思考力が問われていると言われればそれまでなのですが、個人的な解釈としては物事の本質・仕組みを見抜いて他のことに応用できる力が必要とされているように感じました。
2回第一期、二期と受験しましたが、今年の問題はどちらも経営学というよりも経済学寄りの書籍から出典されて問題が出されていたので知識があるかどうかということは期待されていないと思われます。
参考程度に出典書籍を載せておきます。
第一期でなんとなくこのことに気づいたので、実は第二期に向けた勉強は特にせず日々ニュースを読んで時代の流れを大まかに理解はしておきながら、小論文の文章形式に頭を慣らすために前日に軽く過去問を読み返しただけで終えました。
結果的にはどちらも小論文は通過できたので、求められる思考に気づけただけでも学びとして大きいなと感じています。この思考は仕事でも幅広く応用できると思います。
なんで面接は通過できなかった?
先にざっくりとした結論をいってしまうと、相性やタイミングが合わなかったのではないかと思います。
採用の仕事をやっている身からすると、面接には絶対的な正解や不正解がないことを理解しているつもりです。
小論文は2回とも通過して思考力は一定程度の評価を頂けたということを考えると、やはり定性的な理由になってくるのではないかと推測しています。
実際はどうかわかりませんが。笑
30分以上号泣しながら試験会場に向かっていた第二期の面接
さて、いきなり狂気じみた小見出しですみません。笑
これを見たら「そりゃ落ちるでしょ!」と感じる方も多いと思うのですが、事実起きたことなのでここではそのまま書いていきます。
第二期の一次選考発表で合格がわかり3日後に面接は実施されました。
前回同様、試験会場である一橋大学国立キャンパスに朝一番で向かっていました。
会場に向かう途中、色々なことを考えていました。
- MBAに受かった後の未来のこと
- 働いている企業の未来のこと
- 仕事と学業の両立のこと
細かいことを挙げるとキリがないのでざっくりした内容でとどめます。
こういう未来のことを考えている時、不思議と
心が震えている感覚がそこにはありました。
もしかしたら新しい環境に対する恐怖もあったのかもしれないのですが、そんなこと全く気にならないくらいにすごくワクワクして。
自分が想像もしていないくらい、すごいことにチャレンジしている感覚に心が震えていました。越えられるか、越えられないかギリギリのところを戦っているワクワク。
同時に、こんなチャレンジができているのは色々なサポートがあったからこそできていることであって、心の底から感謝したい気持ちになったことを覚えています。
この辺り正確に感情表現を文字にするのが難しくて申し訳ないのですが、とにかく色々なプラスの感情が一気に出てきた感覚です。
そこからはもう止まらないくらいの号泣です。
国立に向かう電車の中で30分以上ずっとハンカチを離せませんでした。
全然悲しいわけではないのに涙が本当に止まらないのです。自分でも意味がわかりませんでした。
でも、チャレンジをしなかったら芽生えなかった感情であることは間違いありません。
これだけでも個人的にはすごく価値のある経験だと思いましたし、これからもこういうチャレンジを続けていきたいと本気で思いました。
ただ、良くも悪くも当時は面接に向かう最中であり面接時間まで1時間も残されていません。
朝から号泣して目を赤く腫らしている状態の中、冷静かつ論理的に話せるはずがありませんでした。
ここで僕は面接で上記の出来事を正直に話すことに決めました。
起こるべくしてこれは起こったことであると、そう考えました。ならばこの状態でそのまま勝負しにいって受け入れられなければそれまでだと。
面接中は予想通り、論理的に全然話せませんでした。聞かれた質問も正直あまり覚えていません。自分なりの考えを全力で表現しようとしていましたが、結果としては最初に書いた通りです。
この受験をするにあたり期待してくださっていた方々、応援してくださっていた方々には大変申し訳ないと思っています。これが今の自分の実力であり、今の自分自身であると納得しています。
期待添えなかった分は今後のさらなるチャレンジで返していけるように行動や結果で示していきたいと思います。
来年度はどうする?
来年度についてはまだこれから考えが変わる可能性があるものの、一橋MBAを2年度連続で受けようとは現状考えていないです。
ただ代わりに他のチャレンジをしたいと思っています。それが他のMBAを受験するのかはたまた他のことなのかは考え中です。でも元々未来のことを考えるのは好きなのでワクワクしています。
会社の未来にも、自分の未来にもワクワクできるのは、すごく自分にとって運のいいことだと感じています。今回の経験は、これからも自分が成長できることに、ギリギリのチャレンジをできることにワクワクしながら生きていきたいと改めて感じることができた経験でした。
今回の記事が負け惜しみになってしまわないように、継続的にチャレンジしてあの時は失敗していたねーともっと笑いながら話せる日がくるように頑張ります!(今でも割とポジティブですが笑)
それじゃ、またねー!